D 2 入れ物の方は湯煎できる用に作りが深くなっているが、さし餌用に付いているスプーンの先が長くなっている為フォーミュラーを上手くすくえない。常に餌の温度を測りながらの給餌になる為、すぐ上手に食べてくれる子なら良いかとは思いますが、初めてのさし餌や、餌より周りに興味が沸き走り回る子等ですと、片手で湯煎しながら餌をすくっての給餌は難しく、また、大人しい子でも雛が大きくなるにつれ走り回ったりケージの中での給餌だとしても脱走の恐れがある為、湯煎用のお湯が入った入れ物を雛と完全隔離しながらのさし餌が必要になり、添付のスプーンで頑張ってすくい、雛にあげる時には冷えてしまって雛の体調不良(内臓の冷えから食滞や素囊炎、寒さによる死亡等)につながる恐れもあるそうで、インコ専門の病院で先生に叱られてしまいました。こういう一見便利なものもあるけれど、スプーンはステンレス製のもの(一般的なティースプーンやアイスクリームスプーン等先のとがっていないものであれはそれで良いそうです)を勧められました。プラスチック製品は傷がつきやすく、そこに雑菌が入り込みやすいそうですがステンレス製のものは丈夫で金属なので雑菌も防げますし、ステンレス製なら鉛等の有害金属ではない為安全だそうです。一応カップの方はさし餌の前後に煮沸消毒し火傷をしながらさし餌卒業まで使いましたが、スプーンを18-8ステンレス製に変え、60度の湯煎に入れながら使うと温かいまま雛にさし餌も出来、尚且つ深い容器に対して先もとがっておらずすくいやすく、温度計を入れたままフォーミュラを救えたので、雛も喜んで食べてくれました。スプーンに関しては金属が良いそうですので、メーカーさん含め、これから雛を育てる飼主様方の今後の参考にしてくださると幸いです。