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DECEMBER 2022
Oggi最新号
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【配送区分:e】■あすつく対応■宅配便のみ・送料別途要 京都で手作りされた伝統工芸品・和蝋燭 1本1本手作りの、主に仏教寺院およびお仏壇用として使用されることの多い和ろうそくです。 肩が張って足が細い碇型(いかりがた)という日本独特の形状をしております。 照明としてろうそくを使用していた時代、材料とする蝋の使用量は同じまま、より大きな炎を上部で灯せるように、と工夫された形だといわれています。 仏教寺院でご使用になることがほとんどですが、禅宗では、碇型ではなく棒型を使用されることが多いようです。 色の使い分けは、宗派によって異なります。お東(真宗大谷派)は中陰が明けると朱蝋燭を使用してよいことになっていますが、それ以外の宗派では、朱蝋燭は七回忌以降の年忌法要、またお正月/お盆/お彼岸/入仏慶讃法要(遷仏法要/おわたまし/仏壇開き)/報恩講などの法要の際に使うことが多いようです。 ■和蝋燭(わろうそく)とは? 木蝋や植物製の蝋で作られた、揺らぐ炎で有名な日本の実用品・日用品でもある伝統工芸品です。 当店で扱っている和蝋燭は、イグサの髄に和紙を年輪のように重ねて太くしっかりと拵えた灯芯に、丁寧に蝋をかけては乾かしかけては乾かし、を繰り返していくことで作られました。 石油系パラフィンワックスと細い糸芯でつくられた現代の西洋蝋燭とは違い、和蝋燭に火をつけている間、中空構造の太い芯は下から空気と共に蝋を吸い込み、炎に強弱が生まれます。植物性蝋の炎は融点が低いためオレンジ色をしていますが、その温かい色の明かりがゆるゆると揺れながら灯っている様は、現代生活の中ではもうほとんど見ることができない焚火や暖炉など「本物の火」だけが持つ美しさ・趣があります。 また、パラフィンワックスのろうそくとは違って和蝋燭の煤には油分がほぼないため、羽箒などで払うだけで普段のお掃除がカンタンにできるというのも大きな特徴です。 【和蝋燭 使用上のご注意】 ・洋蝋燭よりも炎が大きく明るいのが和蝋燭の特長です。初めてのご購入の際は小さめのものからお試しください。 ・和蝋燭を灯している最中に、芯が長くなって火が大きくなった場合、「芯切鋏」を使って適宜芯を折り取ります。折り取った芯は、取り落さないよう気を付けてすみやかに「芯切壷・火消し壷」の中に捨てます。 ・火を消す際は「芯切鋏」で芯の根元をつまみ蝋の供給を止めて消火するか、「ローソク消し」で火を覆って消すか、「仏扇」で軽く仰いで消します。但し火が大きい場合、あおいで消すのはおすすめしません。 ・火のついた和蝋燭を傾けて他の蝋燭や線香に火を移すのは危険ですのでお控え下さい。
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2022.11.04
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