舟行包丁は漁師が漁に出るとき舟に持って行き、舟の上で使う事が多かったそうで、タイプ的には三徳包丁と同じく肉、魚、野菜のどれにも使用できる便利な万能包丁です。出刃を薄く少し細くした形状で、三徳よりも切っ先が適度に尖っています。
刃は薄く軽いのでとりまわしが良く、使い勝手に優れていて、これ一本あれば大抵のことは事足ります。
刃の鋼は、長切れし、高い硬度と粘り強さを兼ね備えた安来鋼(やすきはがね)の高級鋼「青二鋼」を使用。
表面の仕上げは「黒打(くろうち)」仕上げ。
製造過程で黒くなった部分をそのまま残した仕上げ方法で、手造りならではの味があり、少し無骨で渋い雰囲気が感じられます。また磨き仕上げと比べると若干サビに強いといわれています。
柄には、堅くて鍛冶職人オススメのクルミの木を使用。また、両刃包丁ですので、左利きの方も安心してご使用いただけます。
「藤助」の刻印が入っており、昔ながらの火造り鍛造で造られた、土佐打刃物の老舗問屋が扱う厳選された土佐包丁です。
刃渡りは使い勝手の良い18cm。一般的な家庭のキッチンで扱いやすいサイズです。
※商品写真は代表画像(刃渡り15cm)です。
ご訪問ありがとうございます。随時商品を追加してまいります。どうぞよろしくお願いします。
▼サイズ/仕様
【全長】約32cm
【刃渡り】約18cm
【鋼】安来鋼 青紙2号
【柄】クルミの木とプラスチック
【刃】両刃
【利き腕】左右共通
※一本一本手作りのため、サイズには多少のばらつきがございます。
※柄は自然素材ですので色味や模様の入り方は一本一本異なります。
<サイズ選びの目安>
・刃渡り15cm : 一人暮らしのキッチンや女性に扱いやすいサイズです
・刃渡り16.5cm : 一般的な家庭のキッチンや女性に扱いやすいサイズです
・刃渡り18cm : 一般的な家庭のキッチンで扱いやすいサイズです
※包丁は、大は小を兼ねるものではありません。一人暮らしのキッチンなど限られたスペースの中で大きな包丁は扱いにくいですし、キャベツ一玉や白菜一玉を小さな包丁で切り分けるのは大変です。キッチンのスペースやご利用シーンも考慮してお選びください。また、すでに使い慣れた包丁がある方は、そのサイズを目安にお選びください。
▼刃付けについて
ご家庭でそのままご使用になるのに十分な刃を付けてありますので、届いてすぐにお使いいただけます。
※なお、あまり刃を付け過ぎると欠けやすくなるという問題点がございます。当店では、幅広い層のお客様にお使いいただけるよう、出荷時の刃は、欠けにくさと切れ味のバランスを考えた刃付けを鍛冶職人に一任しております。
▼その他注意点等
・凍ったままの冷凍食品はお切りにならないようお願いします。
・表面には錆び防止のため、職人が手作業で薄くニスを塗っています。このため刃全体に光沢がありますが、そのままご使用いただいて全く問題ございません。
・表面に小さなキズがあるように見える場合がありますが、ニスについた細かいほこりや擦れですので、お使いいただいているうちに自然と消えていきます。
・一本一本手作りのため、画像は代表画像です。
▼在庫について
・在庫切れの無いよう気を付けておりますが、自社サイト等でも販売しているため、在庫有りの表示でもタイミングによっては品切れの場合もございます。何卒ご了承ください。