Asterisk 3 Mega Sと比較すると、改造ファームの歴史が浅く、選択肢が狭いため、大型品の出力では細かな不具合に悩むことが多いです。1発目からサンプルモデルはうまく出力できました。その後、何度かモデルを出力しましたが、定着等には問題なさそうでした。過去に1回、ファームを入れ替えた時に温度設定を間違えてPLAをノズルで焦がしてしまい、そのときにノズルが破損したのか、途中でエラーで止まるようになってしまいました。エラーメッセージも出ないためずっと悩んでいましたが、おそらく温度センサーの故障だろうと判断して、最初から付いてきた予備エクストルーダに交換。相当量のフィラメントを無駄にしましたが、なんとか無事直りました。各交換パーツの予備は常時ストックしておくべきです。公式ファームだとやや古く、機能や安全性に問題がありますが、改造ファームだと今度は途中停止に対応していません。メッシュレベリング等も改造ファームでなければ対応していないので、難しいところです。私は苦渋の決断で改造ファームを使っているため、中途半端なフィラメントが溜まっています。現在はフィラメントが1?2層目で出てこなくなる問題に遭遇しています。現在も調査中で、これがフィラメントのせいなのか、はたまたスライサーのせいなのか、本体の故障なのかは分かりません。もっと安定性を求めるなら、20?30万クラスの3Dプリンターでないといけないのかもしれません。結局メンテ時間で元が取れてしまいます。