ロッキードF-104は、超音速制空戦闘機として開発された機体です。
小形軽量な機体で大推力エンジンを搭載し最大速度マッハ2を出すF-104は当時、最後の有人戦闘機と言われました。
しかしその後のアメリカ空軍の方針が変わり小型なためデータリンクなどを搭載できないF-104は少数配備に終わりました。
しかしF-104の高性能に眼を付けた西ドイツ空軍がG型、日本の航空自衛隊がJ型として採用、この他イタリア空軍がS型、NATO諸国もF-104を導入、カナダ空軍もCF-104として採用しました。
またF-104には練習用の複座タイプもあります。